「こんな花が咲きました」のコーナーへようこそ

このコーナーは、月例会に開花が間に合わなかった、花命短くてすぐに枯れてしまった、大きすぎて搬入ができなかった、あるいは花が多すぎて持ちきれなかった等の事情で、みなさんに見ていただくチャンスを逃してしまった花々の、再デビュー舞台です。
C.loddigesii tipo select


C.loddigesii tipo select
NS 9×9.8


今年の春、三宅さんに株分けして頂きました。
頂いた時は5ミリぐらいの新芽が出ていて、30パーセントの白い寒冷紗で遮光した屋上の栽培棚に置いて管理し、成長期には2週間に1度、液肥を6回程与えて肥育しました。
秋口(10月上旬)に育った小さなバルブ(バックバルブの半分ほどです)にちょこんと小さなシースが見えてきて、バルブも太くなりもしかして咲くかな?空シースかな?と思案しつつ、10月半ばには温室に取り込み、日光が良くあたる特等席に置いたところ、11月に入りシースの中に蕾が見えたのには驚きました。

咲きはじめからフラットに開花し、2日で色も載り満足しています。フルブルームになった11月29日に計測したところ、NS-W 9センチ NS-H 9.8センチありました。
来年は、もっと大きなバルブに育てて、大きな花を付けたいと思っています。
                             (栽培・撮影:遠藤 奈々子)

***三宅さんのコメント***

株を割ってすぐその年に開花するなんて、あまりないことです。
このロディゲシィの株は相模蘭園のセレクトで、満作になるとフラットに開花して
NS12cm以上になるはずです。
写真を見ると、かなりフラットに開花しているので、いい状態になっていると思います。来年は一花径に3輪ぐらい来るかもしれません。
拙宅では、シースに蕾が3つ入った時点で、洗濯物との接触・転落事故でバルブが
バッキリ! 残念ながら今年は花を見ることが出来なくなってしまいました。
遠藤さんの栽培棚は拙宅よりもいい栽培環境なので、来年は期待できると思います。

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