「こんな花が咲きました」のコーナーへようこそ

このコーナーは、月例会に開花が間に合わなかった、花命短くてすぐに枯れてしまった、大きすぎて搬入ができなかった、あるいは花が多すぎて持ちきれなかった等の事情で、みなさんに見ていただくチャンスを逃してしまった花々の、再デビュー舞台です。

Aerides　quinquevulnerum　var．calayanensis

　'94'に東京ドームで購入したものです。
フィリッピン原産でクインクブルネラムにもバラエティが色々あるようで、この個体はカラヤン島産でcarayanensisと表示されていますが、このバラエティ・ネームが認知されているか何うかは存じません。
この種は栽培し易いと思います、5月半ばから10月半ばまでは屋外でよく育つ、この間がその年の育成の勝負どころと思います。
冬は16℃位の温度で十分です。毎年秋には開花し、バンダよりは律儀に咲いてくれます。
毎年生長して今年はステムが3本立ちかなり見応えを感じました。
植込みは始めは柿の枝にくっつけてよく育ちましたが、其の内に木が枯れて朽ち始めたので、今春屋外へ出す時にコルク鉢にそっくり入れました。ご機嫌で根も伸びているようです。
　今年の開花11.25～12.20　例年よりやや遅れて咲きました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（栽培・撮影：香川　義熙）

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