-平成19年5月-
 


【小型株第1位】
Den. jenkinsii   松井紀夫


 この株は93年4月に、当時会員であられた遠藤氏からヘゴ付きの小さな株を頂いたものです。毎年5月連休頃から戸外に出し、直射日光に当てて栽培していたところ、台木のヘゴいっぱいに株が増え、沢山花を咲かせてくれるようになりました。少し手遅れの感がありますが、株がばらばらになることも覚悟の上で、今後ネットに付け直してみようと思っております。1位に選んでいただき有難う御座いました。
 

【小型株第1位】
L. sincorana   古川敏雄


 出品した株は98年世界らん展でL&Rより購入したsib.苗で(L&R_Tuakau) 葉の長さが2cm程のが最大で3〜4枚の葉を付けた物が2株根巻きの状態で水苔に包まれていた。
 4月の半ば過ぎ庭木の間に針金を張り、そこに鉢を吊しておきます、朝早くから10時頃まで良く陽があたりそれ以後は木陰に、午後には家の陰になります。10月の半ば過ぎ温室の一番明るい場所に移し水やりは水苔が乾いて堅くならない程度、葉に少ししわが寄る位にしています。温室は冬季最低温度を8℃にして有ります。
 2株共4年目より花を付け始め、以後毎年花を咲かしてくれます。
【小型株】

第3位  
渡辺きよ子
Telipogon pulcher
第4位
清水達夫  
Drac. roezlii
第5位
茂垣雅宗
Ascf. Cherry Blossom
第6位
若林田津子
Den. parishii
第6位
小野やよい
Den. violaceum

第6位
渡辺きよ子
Telipogon sp.
第9位
上野幹雄
Bulb. sulphureum
     
       
 

 

【大型株第1位】 
Ascf. Pettite Bouquet  矢下廣男

 私は長年コルクの輸入販売をしておりますが、二十年ほど前、コルクに蘭がよく着生開花すると聞き早速始めました。その後何百種類かの蘭を枯らしてきましたが、どうも一般に皆様が常識的と言われる方法と私のやり方が違うようです。私は蘭栽培を始めてみて確かに花は美しく魅力的ですが、美し過ぎて和やかさに欠けると感じていました。土鉢に水苔でなく、コルクに着けるのはある程度柔軟さを出すことはできますが、やはり少し粗野な感じなので何とかしようと、色々な方法を試みましたが、その中の一つの方法として、工芸的造形物に着ける方法です。鳥とか魚とかの模型を工芸的に作り、その背に蘭を着けるのですが、その手順として先ず鳥や魚の模型を作り、蘭を着ける部分を全く同じ形状にした仮植え付け台(ダミー)を作ります。その表面をビニールシートで覆い根の張り付くのを防ぎます。水遣り施肥はコルクに着けた場合と同じです。開花間近になったらダミーから剥がし本模型に植え替えます。私は本模型もダミーも水で変質しにくくしかも加工し易いコルクを使っています。切断は鋸カッター接着はゴム糊、この出品した Ascf.ペティテブーケ、余りにも知られた種で説明は省略します。この株は平成6年4月東急の蘭展で¥2,500で入手したものです。10輪ほど花がついていました。
 模型の作り方についてご希望がありましたら、稿を改めて説明申しあげます。花を見ながらどんな模型を作るか、その模型に着けた時の姿を想像しながら、栽培と模型作りを同時進行するのも楽しいものです。
 それにしても役員さんの行き渡ったお気遣いとお骨折りにより会が運営されているのだと云う事を、今回深く認識致しました。大変ご苦労様です、感謝申しあげます。
 

【大型株】
第2位 
小林 晃
Den. bronckartii
第3位
佐藤正信
L. purpurata
第4位
香川義熙
Coel. pundurata
第4位
佐藤 攻
C. mossiae v. coerulea
‘Echenique’
第6位
脇本正勝
Coel. Burfordense

第6位
笠原隆義
Den. aurantiflammeum
第8位
小宮山和文
L. Pulcherrima
栽培賞
香川義熙
Phal. pulchra
GC開花コーナー賞
松井紀夫
C. schilleriana(GC-90-8)
珍花賞
西村 誠
Bulb. bequaertii

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