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平成22年12月


【小型株第1位・栽培賞】
Bulb.thiurum 峯田美智子

 この株は2007年1月10日に松坂屋洋蘭展の会場で中藤洋蘭園から買いました。
栽培記録を見ますと、毎年春に植えかえています。コンポストはバイオバークです。
 Bulb.にはバイオバークが良い様に思います。「花がポツリポツリと咲いて一斉に咲かない」と、よく言われますが、私共でもその様な咲き方をすることがありましたが、それがこのBulb.の性質だと気にもとめていませんでした。従って今回花が沢山咲いたのも株が大きくなったからと考えていました。そのようなわけで、どうしたら一斉に花を咲かせられるのかと聞かれても明快な返事が出来なくて申し訳なく思っています。40年も蘭を作ってきても不勉強で一向に進歩が無く恥ずかしい限りです。

【小型株】        

第2位
山田 茂
C.walkeriana rubra 'Evening Sun No.1'
第3位 
山田 茂
C.walkeriana×sib

第3位
山田 茂
C.walkeriana coerulea
'Seaside Blue'

第5位
清水達夫
Paph. gratrixianum
第6位
渡辺きよ子
Brachtia andina
     
第7位
清水達夫
L. rubescens semialba
第8位
上野幹雄
C. (S.) cernua
'Tagara Sunrise'


 


【大型株第1位】
L. anceps 鈴木隆夫

 このたびは大型株で、私のancepsを選んでいただき有難うございました。この株は、入会させていただく前に原種を始めたころに須和田さんで購入した株で、蘭友会で初めて一位に選んでいただいた株の分け株のひとつです。
 私の温室では、西側の日当たりの良い風通しいいところで育てていますので、夏場は朝・晩に水を撒いております。今年は、例年よりステムを伸ばさないようにと、株全体の発育活動を遅くするために、冬場は最低気温5度の無暖房の温室に置き、水やりも控えて春先の根の活動をできるだけ遅くしてみました。また、比較するために育った二株があるので、一株は昨年と同じに育ててみました。結果としてステムは短くそろえることができましたが、花数が1〜2輪で花も小さくボリューム感がかけてしまいました。普通に育てた株は春先の天候の影響で新芽の成長がばらばらになりステムがそろわず長いものは60cm以上長くなりましたが、花もひとまわり大きく花数も多く2〜3輪で、10日ほど早く咲きました。今回の投票で選んでいただいたことから、ステムをそろえてボリューム感を出すことを今後の栽培ポイントとして努力していきたいと思います。
 これからも皆さんから、原種栽培のポイントを月例会で教わり、花のたくさん咲く株を育てて生きたいと思いますので、よろしくお願いします。
今回は、私の株に投票していただき有難うございました。

【大型株】        
第2位・栽培賞
冨澤 實
Den. Mem.Toye 'Tomisa-1'
第3位 
津留義通
Den. glomeratum
第4位
清水達夫
C. maxima 'Hector'
第5位 
鈴木隆夫
C. maxima 'Shimizu'
第6位
冨澤 實
Pot. 'Sweet Sugar'

第6位
坪井良二
Bc. Liano #1202

第6位賞
佐藤 攻
C. quadricolor
Colombian Queen
第6位・良個体賞
関口律郎
Lyc. Shoalhaven
第10位
関口律郎
Lyc. Abou Sunset
第11位
中村好一
Cym. Fire Village
フレグランス賞
上田順子
C. labiata
' October Fantasy'×self
       
     
入賞花撮影・坪井賢三
 

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